病と言うのは
病と言うのは哀しいものだと思う。
私にはウサギちゃん🐰という親戚がいると以前に書いたことがある。
ざっくり言ってしまえばウサギちゃん🐰とは仲違い(?)をしてそのままになっている。
仲違いをした覚えもなくなぜ今こうなっているのかがわからないのだが。
親戚Aはだいぶ年の離れた女性なのだが。
私の親戚にしてはまとも(に見える)人物なのだ。
ウサギちゃん🐰は私への対抗意識なのかAに執着した。
私🐰こそがAの一番の理解者だと。
あなたよりも私の方がAと仲良しなのよ!と言わんばかりの態度だった。
正直なところAがウサギちゃん🐰の良き理解者になってくれるのは喜ばしい。
そう思い私は放置した。
Aはウサギちゃん🐰を頼ったらしく…
散々な目に合ったようだ。
ウサギちゃん🐰にしてみれば私にAと仲良しなのを見せつけたかっただけで、はなからAと仲良くしたかったわけでは無いので
Aがウサギちゃん🐰を頼ったら頼られるのは真っ平だとそれはそれは酷い態度を取ったのだそう。
かわいそうなA
Aが賢いのはそれを親戚の誰にも言わなかったこと。
私が何となく察してAに尋ねると。
Aは言葉を濁しながらそんな話をした。
そして彼女には何らかの…問題があると思うと言った。
私達は彼女が病のせいでそうなっている事、彼女のせいではない事を確認した。
病とは恐ろしいものだ。
そして哀しいものだ。
Aは
「人生は短い。些細な違いを気にしている程の時間は残されていない」
そんな言い方をした。
哀しいことだ。