サヨナラ👋マエストロ

さよならマエストロというドラマを見た。


私の中ではあぁ、違うなぁ…と思ってしまった。

フロマージュさんとコメント欄でお話ししたのだが、今日はそこについて書いてみたい🤭💦


私も指揮なんてホント全然わからないんだが。

でも違~うと思ってしまった。


西島さんが伝説のマエストロだという設定だが指揮者に見えなかった。

シロさんだった。


昔、友達に誘われて指揮者の松尾葉子さんのワークショップに行った。


めちゃめちゃ楽しいおばちゃん

(ごめんなさい😅)

会場には音楽に興味はあるけどそれこそ

『指揮者って手振ってるだけじゃないの~』という方ばかり。

「そう思ってるでしょ?そうなんです!」的な掴みから入ったような気がする…。


会場中が松尾さんのトークに笑いの渦だった。

みんなが和んだところで

『んじゃっ』と松尾さんがおもむろに振り始めた。

ちょこっとだった。

確か『運命』だったかな。冒頭。



凄かった。✨

振る、と心で決めた瞬間にオーラが!!

もうね、目で殺すっての?

たぶん誰もがピシッ!!とする。


別に怒ってると言うのではなく、ある時間から音楽の時間に変わったという感じ。

それはこの普段流れる空気とは違う、シャキーーーンとした異次元の世界。


そして指揮をし終わるとまた超面白いおばちゃんに戻る。

このギャップにやられてしまった。


指揮をしている松尾さんはまるで宝塚のスターみたいに美しくて輝いている。

普段は…ホントにそこらにいるおばちゃん(失礼お許しを~💦)


でも佐渡裕さんも小澤征爾さんもそうじゃない?


佐渡さん😀


振ってる佐渡さん

わかる?わかる?違うのよ~!✨別人でしょ?


普段は面白い気さくなおじさんだったりだけど指揮台に上がると

有無を言わせぬエネルギーの塊みたいな。


そのギャップというかが西島さんからは感じられなかった。

西島さん刑事の役とかやってるから出来ないわけじゃないと思うけどずっとぽややんと優しいだけのシロさんだった。


そしてあの指揮やりたい高校生が


『振ってるだけでしょ?』ってあんなに天真爛漫には絶対言えないオーラがある。




少し前に子供が合唱コンクールの指揮をやった。

私たちはわからないながら一生懸命振る練習をした。

音楽の強弱、表現、言葉の意味、ハモリ部分を出すのか背景に持っていくのか、考えて考えて、試行錯誤して動画にとって…。


二人とも汗だくになりながら一時間くらいああでもないこうでもないと練習した。


たった四分くらいの合唱曲は次の日全身が特に腕が筋肉痛だった。


練習して練習して本番に望んだ。

だからあの女の子がやってみもしないであんな言葉を吐くハズはない。


まぁね、こういうウンチクを垂れるヤツって、ホントにツマンナイ。

自分でもそう思う🤭ドラマなんだから楽しく見てれば良いんだよね。


西田敏行さんのカルメンの声が素晴らしすぎて。それだけが痺れた。


私は…サヨナラ👋マエストロかな。

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