振替の教室
仕事が忙しすぎて絵画教室に行けない。
違う先生に習ってきた。
人見知りの私の事、挨拶をして黙る。😓
いつもどんな絵描いてるの?とB先生。
持参した4枚の絵を見せる。
先生はチラッと見ると
B じゃあ、『球』やってみる?
はいと言って先生を見上げる。
いつもは先生がデモンストレーションしてくれる。B先生は
B 上手くなりたいんでしょう?
じゃあ、好きなように描いてみて
自分で描く、そう言うの大事。
と言う。若干の違和感。
上手くなりたい?😐️?
そう思いながらも描き始めるとすぐに
B 擦る派なんだ?擦らないで鉛筆で描くと…
と言って何の躊躇いもなく私の絵に描き加え始める。その後ヒントを幾つか下さったので自分なりにやってみる。
終わり時間が迫ってきて
B うん、上手いね。捉えるのが上手いんだね。
そう言うと鉛筆でガンガン描き入れ始める。
全て手をいれる。描き終わったらもう私の絵ではなくなった。
(先生が仕上げた球)
輪郭線を濃く描いてしまうのは嫌だ。
でもそれがきっと正しい。
多分的確に教えてくださる良い先生なんだろう。
いつものA先生はいつも描いていった絵を楽しそうに見てくれる。
A ここ!良いなぁ!僕はね、これが好き✨
一番最初に持参した100枚の絵を一枚一枚見て下さった。
それから絶対に人の作品に手を出さない。
習っているんだから指導で描かれて当たり前なのだ。
そこは私が割り切らなければいけない。
でも…帰り道、もう一度家で描いてみよう✨とか来週までに描いていって先生に見てもらおう✨とか思えなかった。
達成感もなかった。
描けなかったと言う思いだけが残った。
A先生はヒントをくれるがそれだけ。
ゴールに導こうとはしない。
A ここ、良いよね、こう言うところがたくさんあると良いんだよね。
と言うだけ。
その人なりのゴールで良いと思っていらっしゃる感じ。
だからどうすれば良いのかと自分で考えて何回も何回もやってみる。
その度に
A 良くなったじゃないの、じゃあ、この部分も出来るんじゃないの?
そんな言い方で絶対にゴールを決めない。
『上手くなりたいんでしょう?』と言う言い方は絶対にしない。
あなたは今のまんまでも魅力的だよ、ここの部分をもっと広げたらもっとあなたらしいね。
と言う指導なのだ。
多分。
どちらも、良い先生だ。
でもワクワクするのは…、描きたくてたまらないのはいつものA先生だ。
この出会いがあったから続けているのかもしれない。感謝だなぁ。
(でもたまには違う先生についてみようかな。。。)