私はバカなんです…
実はうちの鍵を持っている人がいました。
うち、仕事場にちょっと広いスペースがありまして。
パフォーマーさんが練習とかアーチストさんが制作とか料理とか小物を教えるとかそんなのをやりたいという人に自由に貸してたことがあります。
松田翔太似の刑事さんに鋭い目で
警察としてはね、それはやめた方がいいと思う。
ハッキリ言って他人ですよ。犯罪に巻き込まれる可能性が大きくなりますよ、と。
でも夢を語られると協力したくなるんです。
練習とか制作とかね、場所がない、でもやりたいって聞くと…。
バカですね。
今回のことでは本当に無関係なのですが今出入りしているアーチストさんに貸すことは出来なくなったと言いました。
二つ返事でわかりました。今までありがとうございましたと返事が来ました。
鍵屋さんに鍵を変えてもらいお得意さんですねと笑いました。
バカですね。私は。
今回全く無関係のそのアーチストさんに疑いの目が向けられたこと…それが申し訳なく。
それが決め手になりました。
人を全て疑ってかからなければならない。
嫌な時代です。でもそれが命を守ることならそうしなければなりません。
松田翔太似の刑事さんが最後に振り返って
『最初に言ったことだけど…鍵すぐに変えてくださいね』
その目は最初の鋭い目ではなく私を心配する目でした。
画像お借りしました~。