だいぶ長いことピアノにまともに触れない時期がありました。

(この話以前に書いています)


ずっと来てくれた調律師さんが亡くなってしまったということも自分の中ではかなりショックで。

中学の時習っていた先生に紹介された調律師さんの音をこの音は嫌だと言ってしまい先生をめちゃくちゃ怒らせ、その時に新しく来ていただいた方でした。


その方は中学生だった私の『音がおかしい』に真摯に向き合ってくださって先生にハッキリと

『はい、調律違っています』と言ってくださった方。

だから先生の怒りも収まりました。


それからは何も言わずただ黙々と。

たぶん25年位のお付き合いでした。

私も何も注文をつけることはありませんでした。つける必要もありませんでした。


亡くなってしまってから違う方にお願いしたけれどどうしても好きになれない。


ものすごくお高くて有名な調律師さんに10万払ってやっていただいた時など

『そんなレベルの低い音あなたのピアノがかわいそうだ』

といわれてしまう始末。


私の耳はレベルが低いのかそれは知りません。

人が着ている洋服を『レベルが低い洋服』等とは普通は言わないと思うのです。

それにお金払っているのは私なのに。


それでも年齢から耳の機能も衰えてしまい、私の耳のせいかもと思っていました。 

調律師さんの前で確認のため弾くのが辛くなってしまいました。

レベルが低いと思われていそうで。 


今、素敵なご縁があり誠実な調律師さんに出会い中のハンマーの全てを変えて貰いました。(オーバーホール)

30万ほどかかりましたが最近やっとあぁ、この音🎵✨と思える音になりました。

新しいハンマーが馴染んできたのでしょう。


ハンマーの寿命もあり他の調律師さんにはどうにも出来なかったのもあるでしょうね。

ぶっ壊れたピアノ🎹をそうじゃなくてこう、と言っていたのですから。

でもプロなら…その音はもう出せないんだよと言って欲しかった。

信頼関係がなかったからオーバーホールをお願いしようと思えなかったかもしれないし。

これがベストのタイミングだったのでしょうね。



先日の4年前の幻想即興曲を聴き比べたら音がビックリするほど違いました。

これは悩むよなぁ。



2020年 イチゴにとりつかれていた時のイチゴのデッサン

デデーン よく、こんなツブツブ描きましたね🤭我ながら怖い🤣ハガキサイズってのがまた怖いでしょ。


もう無理ですよ。描いてみようと思えないかも🤭💦でもその情熱が若さなのかな。


今年のイチゴ🍓水彩画

2021年のイチゴ🍓


たった4年で変わってしまうこと。

変わらないこと。

みんな受け止めて歩いていくしかないよね。

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